夕食メニュー
ご飯
すまし汁
太刀魚の塩焼き
茶碗蒸し
さつま芋の天ぷら
果物
さつま芋
本日の夕食には、さつま芋の天ぷらをご用意しました。
戦中~戦後の厳しい食糧事情を経験された方とお話しをすると、さつま芋や南瓜に
特別な思い入れがあると伺うことがあります。

徳川8代将軍吉宗の時代に発生した『享保の大飢饉』のころには既に
『救荒作物』として、栽培が奨励されていたそうです。
やせた土地で肥料がなくともよく育ち(最近ではSGDsの観点からも注目されて
います)、栄養価が高いため、戦前戦後の食糧難の時代に品種改良の研究が盛んでした。
食用は勿論、燃料用などのアルコールの原料にもなるため、食味を度外視した耕作面積
当たりの収量が非常に高い品種が開発され、食用にもされていたそうです。
昨今は『焼き芋ブーム』で、スーパーの青果コーナーや自販機でアツアツが売られて
いたりします。『ホクホク』、『ねっとり』など、品種ごとにも特徴も様々。
食べ比べなども楽しいかもしれませんね。




