花見弁当
・押し寿司
・すまし汁
・鰆の西京焼き
・海老湯葉巻き揚げ
・筍松葉串
・たたき鮪の桜仕立て
・小茄子肉込み
・煮物(桜人参・空豆・南瓜)
・豚角煮
・菜の花の和え物
・桜餅
「桜餅」は春を感じさせる、とても風流な和菓子です。
桜餅には、小麦粉を水で溶いて、
平鍋で薄く焼いた生地で餡を包んだ、
関東風の「長命寺」(ちょうめいじ)と、
道明寺粉から作った生地で、餡を包んだ、
関西風の「道明寺」(どうみょうじ)の2種類があります。
「長命寺」「道明寺」どちらも、桜餅に欠かせない
桜の葉の塩漬けで包まれています。
桜の葉の塩漬けは、見た目のインパクトを増すだけでなく、
桜の香りをつける、塩気が味のアクセントになる、
食べる際に手が汚れにくい、等の利点があります。
元々、生の桜の葉には香りはありませんが、塩漬けにすることで、
豊かな香り(「クマリン」という芳香成分)が出ます。
桜の葉の種類は、葉脈の柔らかいとされる、
オオシマザクラという古くからある桜が使われています。