・ごちそうちらし寿司
・すまし汁
・炊き合わせ
・果物

ひな祭りには古くから伝わる伝統的なお祝い料理があり、
春の訪れを伝える旬の食材が使われています。代表的な
ものとして、蛤の吸い物や菱餅(ひしもち)、ひなあられや
白酒(しろざけ)、ちらし寿司などがあげられますが、
それぞれの料理や色にも縁起の良い意味が込められています。
蛤の吸い物
蛤は、平安時代には「貝合わせ」遊びなどで知られ、
ひな祭りの代表的な食べ物です。
蛤の貝殻は、対になっている貝殻でなければぴったりと
合いません。
このことから、仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と
添い遂げるようにという願いが込められた縁起物です。
ちらし寿司
ちらし寿司そのものにいわれはありませんが、えび(長生き)、
れんこん(見通しがきく)、など縁起が良く色鮮やかな具材を
使うのでお祝いの席にふさわしく、『ハレの日』の定番メニュー
としてひな祭りにも食べられるようになったようです。