・ご飯
・味噌汁
・白身魚のすき煮
・筍の胡麻味噌煮
・山芋とろろ
・果物
生の筍は旬の食材ですので、季節感を大事にする日本料理では、春の味覚として
真っ先に使われる食材です。肉質は柔らかく淡白なので吸い物や和え物、煮物、揚げ物と
幅広く使える万能の食材です。また、特に新鮮なものであれば生や軽く湯がくだけで
刺身や焼き物として風味を最大限に味わうことも出来ます。
竹の種類は70種類程ありますが、一般的な食用の筍は孟宗竹(もうそうちく)の
若芽のことを言い、淡竹(はちく)、真竹(まだけ)と続きます。ご存知の通り筍は
成長が早く、10日(旬内)程であっという間に竹になるところから筍の字が当てられたようです。
栄養成分は、ビタミンB1、B2、ミネラル、食物繊維が豊富です。茹で筍の白い
粒々は旨味成分であるアミノ酸の一種「チロシン」で、集中力を高める、ストレスを
やわらげる、白髪を予防する等の効果があるそうです。
今日は練り胡麻と白味噌、砂糖を合わせ、スナップエンドウと和えてお出ししています。